男のプライドと女のプライド について
「男をたてる」という言葉がありますね。
ネットで検索すると、これができるとイイ女とか、どうしたらできるか、なんてことが書いてあります。
クッソ食らえ☆ですね!
いえ、否定している訳ではありません。良い意味です。
例えば、男性の上司と得意先へ商談に行って、上司が資料の説明に躓いたときすかざずフォローをしたとします。お得意先様から「おお!さすが!」なんて言われても、「上司の事前準備資料にありましたので!(ニコっ)」と返すと、なんてできた部下なんだ!!となるわけです。
ところが、「おお!さすが!」と言われた後に、「本当に仕方のない上司ですみません(笑)」なんて返しは、例えどんなに仲の良い商談先でも上司のプライドを傷つけてしまうのです。いけませんね。私は昔からこんな事をしょっちゅう言ってしまっていました☆ちょっと面白がっていたのと、これが本当にやる気のない尊敬に値しない上司の場合は、いいザマだぜ!思い知れ!とすら思っていました。
肩書き、年収、出身大学、社会的なネームバリュー…などプライドを保証するものをすごく大事にしますよね。特に男性は。
で、私はというと、少し気が利いて仕事もてきぱきこなす方だったので
昔から男のプライドなど気にもせず、どんどんガンガン仕事をしゃちゃってました。
だってさ、そんなに威張りたいなら私よりてきぱきすればいいだけじゃないですか?
別に高圧的な態度をしていた訳ではありません。男性の方が勝手に劣等感を感じてしまっている瞬間があるんです。
そんなん知りませんよ。なんで頑張ってる私に嫌な気持ちになるんでしょう?
タバコ吸ったり、携帯を眺めたり、無駄なおしゃべりをしている間に私が手を動かしていただけなのになぜ??って思っていました。
でもね…違うんです。そうじゃないんです。
本当にもう一歩前に進むなら、「男をたてる」のが正解なんです。
何なら男も女も関係ありません。
相手が気持ちよくなって仕事が効率化するなら、少しくらい褒めておだてて手のひらで転がせるようになる方が格段に楽です。
要は相手がどうすればどう反応するか を見極めるんです。
叱った方が伸びる人もいます。人格を褒めて技術を反省してもらう事がひびく人もいます。「男をたてる」のはその中の一部に過ぎません。
職場に、とてもベテランのおじいちゃんで仕事はもう全くやる気がなく、サボってばかりいる人がいました。私は文字通り猫の手も借りたい状況で、単純な手を動かす作業すらできなくて、そのおじいちゃんを見てイライラしてばかりいました。
どうして手伝ってくれないのだろう?なんであんなに仕事していないのにお給料もらってるのだろう?と毎分毎秒毎日考えていると、イライラも止まらなくなり、仕事はいよいよ切羽詰まって限界に達しました。
そんな時おじいちゃんに「これちゃんと片しておいてよな」と、ぐちゃぐちゃのパートさんの棚を指さされた時、何かがプチンと切れてしまい「おじいちゃんがやってくれてもいいんですよ?」と言うと、「そりゃああなたの仕事でしょ?」と言われたので「違います。やってくれる人がいないからやってるだけです。」と口答えしました。
空気は凍り付き、おじいちゃんは話さなくなり、私のイライラはピークだったので仕事も手につかずトイレに駆け込みました。
さて、この時のどう対応するのが正解だったでしょう?
気の強くない方はたぶん私のような口は利かないですね。それはそれで後で愚痴になるだけです。
正解は「おじいちゃんをたてる」です。
もっと言うと、どうやったらおじいちゃんが動いてくれるか考えて動く。です。
このおじいちゃんはあまのじゃくで、Aだ、と言われればBだ。と言い、自分のしたくないことはしないタイプでした。でも、非常に手先が器用で好きな事はとことんやる人です。ただ単に物事をお願いしてもやってはくれません。
そこで、私は「おじいちゃん、これを作る作業すごく細かくて私すごく苦手なんです。この前めちゃくちゃ上手にやってた作業に似てません?ちょっとやってみてください」とお願い。この時点で少し褒められて気持ちよくなっているおじいちゃんは快くやってくれます。そして、完成したらさらに思いっきり褒めます「すごい!このクオリティはもうおじいちゃんにしかできない!!半端ない!」そして期限と数量をさりげなく伝え、私も一緒に作業。徐々にフェードアウトして私は別の仕事に取り掛かる。
面倒ですね!!面倒だと思いますよね!?
でもね、これは慣れるとこんなにいい手法はないんです。
なんてったって、誰も傷つかない!!
そして結果としてはおじいちゃんは仕事に参加していることになり。不思議と自分のイライラもなくなります。
ま、この後自主的積極的に何かを手伝ってくれるわけではありませんので、くれぐれも期待せず。勘違いしないように。
相手の特徴によって「たて方」を変え、うまく巻き込んで行くのが良いです。
難しいですね。これは自分にも余裕がないとできません。
でも女のプライドでこれをどんなコンディションでも実行できるようになりたいな。
ちなみにこのおじいちゃんとは今でも仲良しです☆
おフレンチより納豆ごはん です。
ブログってものに初めて手を出してみました!
少しだけこじらせ気味のアラサー未婚女子です!
1年前までは1日16時間以上労働に近いガテン系の職場にいましたが、転職。
仕事もプライベートもなんだか怒涛のストイック人生でしたが、生き急ぐのを辞めました!
ごはんを食べることと旅行、音楽をこよなく愛しています!
仕事もプライベートも何があっても心砕けてもこれさえあれば取り合えず生きていける!!とボロボロになる度に噛みしめています。
さ、ちょこっと若くてかわいい(と一般的に言われる)世代の女性は、お連れ様目的で〝オジサマ”がたにちょっぴり良いご飯に連れられて行くことがありますよね?
営業職や、職場に女性が少ないなら事務職、なんなら年齢問わず、普段自分では行かないようなお店にご一緒した時、彼女達はどんな反応をしていますか?
例えば!予約必須・関係者様VIP席、高層ビルの上の方…みたいなシチュエーションで高級おフレンチ、和食割烹、バー、フグなどなど高級具合は様々ですね。
美味しいです!!!本当に美味しいですよね!!!
そしてオジサマに言うのです「こんなの初めて!本当に美味しいです~!どうしてこんなお店知ってるんですか~!?」ってね。
そんなときのオジサマの満足そうな顔ったら。
普段食べない様々なお肉、野菜、お魚…美しいソース、飾りの葉っぱ、名前も知らない香辛料の入ったスープ…最高です!!
そして何よりも『タダ!!!!!』ですから。オジサマ達は高級ごはんに女性を連れて行って割り勘なんて真似はしません。
ま、「若い(感じの)女性とごはん食べてる俺」環境を提供するという、キャバクラなら同伴で有料だぜ?!ってサービスを提供する代わりにご飯代を支払う。という定型(提携)パターンでもあります。
私はというと、前職では会社の借上げアパートに住み、早朝5時から夜9時頃まで働いて休みは睡眠と家事で終わる。という干物っぷりの上、手取りが15万円程度だったため、贅沢なごはんなんて食べない生活で当たり前でした。
入社して最初の本社には社員200人中女性20名、うち9割が事務職、営業は5名位しかいませんでした。その数少ない営業のうちの一人が、私だったという訳ですね。
そんな訳でオジサマ軍団からのお誘いは半端なかったです。新入社員の頃は右も左も分かりませんから、挨拶だと思って取り合えず誘われた飲み会は行きます。そこで「お!こいつ面白い!」と思われようもんなら、毎日お誘いです。
ダルイ!!!!!
半年後位にはやはりお誘いも全部だとマジでぶっ倒れるので、大事な顧客、直属の上司、などに限定されてきます。んが…他部署の顧客接待、会社としての重要取引先接待などなどへのコンパニオン要員としてしばしば強制参加させられます。
そんな時に行く店はやっぱりちょっぴり高級だったり、美味しいものを出しているところなんですね!
そりゃ美味い!!!美味いよ~~~!!!!
けどね、次の日の日常、家で食べる納豆ごはん。これに勝るものはないのです。
気遣って、偉い人と一緒に食べるおフレンチよりも、
昔から愛し続けた、3パック100円の納豆を混ぜている時…
私、ご多幸!!!!
美味しいものはどんなランクであれ美味しいんです。
誰と、どう食べるかが大事なんです。
大事な人と、美味しいものが食べられれば満点ですね爆!
ブログってこんなんでいいのかな。
投稿してみますねとりあえず。